葬儀の意味
2012.01.16
2012年1月16日(月) 72.4kg 21.0%

=== 今日の一日一訓 ===
世の中は 今より外は なかりけり
昨日はすぎつ 明日は知られず
仏事の5つの疑問について学んでいます。
ギモン① 葬儀はだれのため?
前回、
“仏教には、葬式をせよ、という教えはない。
お釈迦さまは一度として葬儀を行われたことはない。
仏教は、生きている人のために説かれた教え”
とお聞きしました。
では、葬儀にはどんな意味があるのか。
よろしければ下の 続きを読む をクリックして、続きを読んで下さいませ。
★★★

★★★
アニメ 『世界の光・親鸞聖人』 完結編 に、
次のような場面があります。
******************************
京都・山科に住む良作・ハル夫婦が、
父親の葬儀について親鸞聖人にお尋ねしている。
仏教は、
「信心を本とし、葬喪を一大事とすべからず」
の教えであると聞いたハルが言った。
ハル 「親鸞さま。葬式や法事には、
親戚や近所の者がみな集まってくるんですが、
金使って何もすることないんですね」
聖人 「だがなハルさん。
多くの人が集まるよい機会だから、
亡くなった人をしのんで、
みんなで仏法を聞くご縁にしなければ、
もったいない。
それが亡くなった人の最も喜ぶことなんだからね」
ハル 「みんなで仏法聞くことが、
そんなによいことなんですか」
聖人 「そうだよ。
仏法にはどんな人も本当の幸せになる、
たった一つの道が教えられているのだからね。
亡くなった人をご縁として無常を見つめ、
真剣に後生の一大事を心にかけて、
一心に阿弥陀如来の本願を聞けば、
みんなが最高の幸せに救い摂られるのだからね。
これほど尊いことは、ないのだよ」

******************************
生きている人が、生きている時に、
本当の幸せになれる道を、
仏法では説かれています。
生きる最も大事なことを知る勝縁が葬儀や法事なのだ、
と親鸞聖人は仰っています。
だれもが生まれたからには必ず死にます。
いつまでも生きていられる人は、過去・現在・未来、どこにもありません。
「上は大聖世尊より始めて、
下は悪逆の堤婆に至るまで、
逃れ難きは無常なり」
(御文章)
“最も尊いお釈迦さまも、
その釈尊を殺そうとした悪逆の堤婆達多も、
無常 (死) からは逃れられないのだ”
続きは次回。
★★★


=== 今日の一日一訓 ===
世の中は 今より外は なかりけり
昨日はすぎつ 明日は知られず
仏事の5つの疑問について学んでいます。
ギモン① 葬儀はだれのため?
前回、
“仏教には、葬式をせよ、という教えはない。
お釈迦さまは一度として葬儀を行われたことはない。
仏教は、生きている人のために説かれた教え”
とお聞きしました。
では、葬儀にはどんな意味があるのか。
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★★★



★★★
アニメ 『世界の光・親鸞聖人』 完結編 に、
次のような場面があります。
******************************
京都・山科に住む良作・ハル夫婦が、
父親の葬儀について親鸞聖人にお尋ねしている。
仏教は、
「信心を本とし、葬喪を一大事とすべからず」
の教えであると聞いたハルが言った。
ハル 「親鸞さま。葬式や法事には、
親戚や近所の者がみな集まってくるんですが、
金使って何もすることないんですね」
聖人 「だがなハルさん。
多くの人が集まるよい機会だから、
亡くなった人をしのんで、
みんなで仏法を聞くご縁にしなければ、
もったいない。
それが亡くなった人の最も喜ぶことなんだからね」
ハル 「みんなで仏法聞くことが、
そんなによいことなんですか」
聖人 「そうだよ。
仏法にはどんな人も本当の幸せになる、
たった一つの道が教えられているのだからね。
亡くなった人をご縁として無常を見つめ、
真剣に後生の一大事を心にかけて、
一心に阿弥陀如来の本願を聞けば、
みんなが最高の幸せに救い摂られるのだからね。
これほど尊いことは、ないのだよ」

******************************
生きている人が、生きている時に、
本当の幸せになれる道を、
仏法では説かれています。
生きる最も大事なことを知る勝縁が葬儀や法事なのだ、
と親鸞聖人は仰っています。
だれもが生まれたからには必ず死にます。
いつまでも生きていられる人は、過去・現在・未来、どこにもありません。
「上は大聖世尊より始めて、
下は悪逆の堤婆に至るまで、
逃れ難きは無常なり」
(御文章)
“最も尊いお釈迦さまも、
その釈尊を殺そうとした悪逆の堤婆達多も、
無常 (死) からは逃れられないのだ”
続きは次回。
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