苦しみの根元 「無明の闇」 を破す
2012.07.14
2012年7月14日(土) 70.0kg 22.0%

=== 今日の一日一訓 ===
無財の七施 6.床座施
場所や席を譲り合う親切をいいます。
乗り物の座席の取り合いから、権力の座の争奪に至るまで、
今日の世相を見ても、いかに床座施が必要かが知らされます。
少しでもこの床座施の心があれば、この世は気持ちよく
住みやすく変わることでしょうか。
『正信偈』 親鸞聖人のみ教えを学んでいます。
「南無阿弥陀仏」 とはどんなことか。
親鸞聖人、蓮如上人からお聞きしています。
後生暗い心 「無明の闇」 が、今を暗くしている。
阿弥陀仏は、「無明の闇」 こそ
私たちの苦しみの根元と見抜かれて、
「無明の闇を破り、必ず浄土へ往ける
大安心の身に救ってみせる」
と、命を懸けて誓約されています。
それが有名な 「阿弥陀仏の本願」 であり、
この誓願を実現するために阿弥陀仏が創られた
大功徳の結晶が 「南無阿弥陀仏」 だと、
お聞きしました。
続けて詳しくお聞きしましょう。
よろしければ下の 続きを読む をクリックして、続きを読んで下さいませ。
★★★

★★★
いわば、私たちが 「無明の闇」 という
真っ暗な心の病で苦しんでいるのを、
阿弥陀仏という医師が、
「何とか治してやりたい、必ず助ける」
と誓われた、その熱願から創られた妙薬といえましょう。
私たち ・・・ 「無明の闇」 で苦しんでいる病人
阿弥陀仏 ・・・ 医師
薬の設計図 ・・・ 阿弥陀仏の本願
妙薬 ・・・ 「南無阿弥陀仏」 の名号
だから、この 六字の名号 には、
“すべての人を真実の幸福に救い摂る、
広大無辺な力があるのだ”
と親鸞聖人は、次のように道破されています。
無碍光如来の名号と
かの光明智相とは
無明長夜の闇を破し
衆生の志願をみてたまう
(高僧和讃)
“阿弥陀仏の創られた名号 「南無阿弥陀仏」 には、
果てしなき過去から我々を苦しめてきた無明の闇を破り、
どんな人をも未来永遠の幸福にする働きがある”
この働きのことを
「破闇満願」 (はあん まんがん)
と言います。
苦しみの根元である 「無明の闇」 を破り、
「すべての人を絶対の幸福に救う」 という阿弥陀仏の願いを満たす、
ということです。
本師本仏の阿弥陀仏が、
私一人を絶対の幸福に救うために、
五劫の思惟の末に本願を建てられ、
その願を果たすために兆載永劫のご修行をされた、
その大変なご苦労によって成就なされたのが
「南無阿弥陀仏」
の六字の名号であり、
これらの経緯の一切を
「名号 『南無阿弥陀仏』 のいわれ」
というのです。
★★★


=== 今日の一日一訓 ===
無財の七施 6.床座施
場所や席を譲り合う親切をいいます。
乗り物の座席の取り合いから、権力の座の争奪に至るまで、
今日の世相を見ても、いかに床座施が必要かが知らされます。
少しでもこの床座施の心があれば、この世は気持ちよく
住みやすく変わることでしょうか。
『正信偈』 親鸞聖人のみ教えを学んでいます。
「南無阿弥陀仏」 とはどんなことか。
親鸞聖人、蓮如上人からお聞きしています。
後生暗い心 「無明の闇」 が、今を暗くしている。
阿弥陀仏は、「無明の闇」 こそ
私たちの苦しみの根元と見抜かれて、
「無明の闇を破り、必ず浄土へ往ける
大安心の身に救ってみせる」
と、命を懸けて誓約されています。
それが有名な 「阿弥陀仏の本願」 であり、
この誓願を実現するために阿弥陀仏が創られた
大功徳の結晶が 「南無阿弥陀仏」 だと、
お聞きしました。
続けて詳しくお聞きしましょう。
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★★★



★★★
いわば、私たちが 「無明の闇」 という
真っ暗な心の病で苦しんでいるのを、
阿弥陀仏という医師が、
「何とか治してやりたい、必ず助ける」
と誓われた、その熱願から創られた妙薬といえましょう。
私たち ・・・ 「無明の闇」 で苦しんでいる病人
阿弥陀仏 ・・・ 医師
薬の設計図 ・・・ 阿弥陀仏の本願
妙薬 ・・・ 「南無阿弥陀仏」 の名号
だから、この 六字の名号 には、
“すべての人を真実の幸福に救い摂る、
広大無辺な力があるのだ”
と親鸞聖人は、次のように道破されています。
無碍光如来の名号と
かの光明智相とは
無明長夜の闇を破し
衆生の志願をみてたまう
(高僧和讃)
“阿弥陀仏の創られた名号 「南無阿弥陀仏」 には、
果てしなき過去から我々を苦しめてきた無明の闇を破り、
どんな人をも未来永遠の幸福にする働きがある”
この働きのことを
「破闇満願」 (はあん まんがん)
と言います。
苦しみの根元である 「無明の闇」 を破り、
「すべての人を絶対の幸福に救う」 という阿弥陀仏の願いを満たす、
ということです。
本師本仏の阿弥陀仏が、
私一人を絶対の幸福に救うために、
五劫の思惟の末に本願を建てられ、
その願を果たすために兆載永劫のご修行をされた、
その大変なご苦労によって成就なされたのが
「南無阿弥陀仏」
の六字の名号であり、
これらの経緯の一切を
「名号 『南無阿弥陀仏』 のいわれ」
というのです。
弥陀の五劫思惟の願をよくよく案ずれば、
ひとえに親鸞一人がためなりけり
(『歎異抄』)
★★★



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