『正信偈』 弥陀・釈迦・善知識のご恩
2012.08.17
2012年8月17日(金) 70.8kg 20.5%

=== 今日の一日一訓 ===
同じ石で二度つまずくものは馬鹿者である。
『正信偈』 親鸞聖人のみ教えを学んでいます。
天親菩薩造論説
帰命無碍光如来
依修多羅顕真実
光闡横超大誓願
はじめが分からないと、後は分かりません。
ですので、このお言葉について聞かせていただく前に、
『正信偈』 の冒頭に戻って聞かせていただいています。
前回から続けます。
よろしければ下の 続きを読む をクリックして、続きを読んで下さいませ。
★★★

★★★
親鸞聖人は 『正信偈』 の冒頭に、
阿弥陀如来に救い摂られた生々しい実体験を表白され、
続けて、その弥陀のご恩を、
法蔵菩薩因位時
在世自在王仏所
・・・・・・・・・・
と教えておられます。
すでに聞かせていただきましたので詳細は割愛しますが、
同じ御心を 『歎異抄』 のお言葉にお聞きしましょう。
“弥陀が五劫という永い間、熟慮に熟慮を重ねて
お誓いなされた本願を、よくよく思い知らされれば、
まったく親鸞一人を助けんがためだったのだ。
こんな量り知れぬ悪業を持った親鸞を、
助けんと奮い立って下された本願の、
なんと有り難くかたじけないことなのか”
無論これは、親鸞聖人だけのことでなく、
一人一人が、弥陀に救い摂られれば、
「私一人のための弥陀のご本願であった」
と知らされるのです。
その弥陀の救いを、地球上で初めて明らかにされた方が、
2600年前インドに現れられたお釈迦さまです。
弥陀の御心を正しく伝えられる方を 「善知識」 といいますが、
釈迦はその元祖ということになります。
『正信偈』 にこれを、
如来所以興出世
唯説弥陀本願海
“釈迦は、弥陀の誓願一つを明らかにされるために、
この世に現れ仏教を説かれたのだ”
と仰っている二行についても、お聞きしてきました。
そして釈迦の後、インド・中国・日本に現れられた
七人の善知識を親鸞聖人は 「七高僧」 と仰がれ、
お一人ずつ名前を挙げられて、その計り知れぬご苦労を
讃えておられるのです。
その筆頭であるインドの龍樹菩薩について、
これまでお聞きしてきました。
次は、同じくインドに登場された
「天親菩薩」 (てんじん ぼさつ)
の功績を褒め称えておられる、
次のお言葉から学んでいきたいと思います。
天親菩薩造論説
帰命無碍光如来
“天親菩薩は論を造りて説かく、
「無碍光如来に帰命したてまつる」 と”
次回から詳しくお聞きしていきましょう。
★★★


=== 今日の一日一訓 ===
同じ石で二度つまずくものは馬鹿者である。
『正信偈』 親鸞聖人のみ教えを学んでいます。
天親菩薩造論説
帰命無碍光如来
依修多羅顕真実
光闡横超大誓願
はじめが分からないと、後は分かりません。
ですので、このお言葉について聞かせていただく前に、
『正信偈』 の冒頭に戻って聞かせていただいています。
前回から続けます。
よろしければ下の 続きを読む をクリックして、続きを読んで下さいませ。
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★★★
親鸞聖人は 『正信偈』 の冒頭に、
阿弥陀如来に救い摂られた生々しい実体験を表白され、
続けて、その弥陀のご恩を、
法蔵菩薩因位時
在世自在王仏所
・・・・・・・・・・
と教えておられます。
すでに聞かせていただきましたので詳細は割愛しますが、
同じ御心を 『歎異抄』 のお言葉にお聞きしましょう。
弥陀の五劫思惟の願をよくよく案ずれば、ひとえに親鸞一人が為なりけり、されば若干の業をもちける身にてありけるを、助けんと思し召したちける本願のかたじけなさよ。
(歎異抄)
“弥陀が五劫という永い間、熟慮に熟慮を重ねて
お誓いなされた本願を、よくよく思い知らされれば、
まったく親鸞一人を助けんがためだったのだ。
こんな量り知れぬ悪業を持った親鸞を、
助けんと奮い立って下された本願の、
なんと有り難くかたじけないことなのか”
無論これは、親鸞聖人だけのことでなく、
一人一人が、弥陀に救い摂られれば、
「私一人のための弥陀のご本願であった」
と知らされるのです。
その弥陀の救いを、地球上で初めて明らかにされた方が、
2600年前インドに現れられたお釈迦さまです。
弥陀の御心を正しく伝えられる方を 「善知識」 といいますが、
釈迦はその元祖ということになります。
『正信偈』 にこれを、
如来所以興出世
唯説弥陀本願海
“釈迦は、弥陀の誓願一つを明らかにされるために、
この世に現れ仏教を説かれたのだ”
と仰っている二行についても、お聞きしてきました。
そして釈迦の後、インド・中国・日本に現れられた
七人の善知識を親鸞聖人は 「七高僧」 と仰がれ、
お一人ずつ名前を挙げられて、その計り知れぬご苦労を
讃えておられるのです。
その筆頭であるインドの龍樹菩薩について、
これまでお聞きしてきました。
次は、同じくインドに登場された
「天親菩薩」 (てんじん ぼさつ)
の功績を褒め称えておられる、
次のお言葉から学んでいきたいと思います。
天親菩薩造論説
帰命無碍光如来
“天親菩薩は論を造りて説かく、
「無碍光如来に帰命したてまつる」 と”
次回から詳しくお聞きしていきましょう。
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