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白骨の御文章 ~我や先、人や先~

2009年5月23日(土) その2 体重69.0kg 体脂肪18.7%

蓮如上人の御文章の中、「白骨の章」について書いています。今日で5回目かな。
さっそく続きから。

「我や先、人や先、今日とも知らず、明日とも知らず」
”死”と聞くと、他人のこと、自分とは何の関係もないように思ってはいないでしょうか。
生まれたからには、いつか必ず死なねばならないと、頭では分かっています。
しかし、明日、自分が死ぬと思えますか?

まさか、今日や明日、死ぬことはないだろう、と安心してはいないでしょうか。
「明日死なない」と思う心は、「永久に死なない」と思っている心です。
なぜなら、翌日になればまた「明日は死なない」と思う心だからです。次の日になればまた「明日も死なない」と思い、次の日も、その次の日も、・・・・・・。
結局、「永久に死なない」と思っている心です。
それが、私たちの本心です。

ところが、”死”は、すべての人の100%確実な未来です。
これ以上ハッキリと確定した未来はありません。
しかもそれは、今日かも知れない、明日かもしれない。
ところが、皆、自分のことだとは、到底考えられない。

老後のこと、年金のこと、病気、怪我、自動車保険、火災保険、医療保険。
これらは、あるやらないやらハッキリしませんが、皆、真剣に考え、万一に備えて、対処、準備しています。もちろん、大切なことです。
ところが、100%確実な未来である”死”については考えようとしません。

万が一にもあるやらないやらわからないことを真剣に考え、100%確実な未来を真剣に考えない。
それって、おかしくないですか? どうしようもないから完全なアキラメなのか。
それとも、やはり、自分の問題とはなっておらず、真剣に考えられないのか。

「明日死ぬと思えない心」
これこそが、一大事です。

”鳥辺山 昨日の煙 今日もたつ
        眺めて通る 人もいつまで”


鳥辺山(とりべやま)は、今日でいう火葬場です。
その前を通る人が、「ああ、昨日も煙が立っていたが、また今日も煙が立っている。今日も人が死んだのか」と眺めています。しかし、いつまで眺める側でいられるのか。自分が焼かれて、ほかの人から”眺められる時”が必ず来ます。

”死”は、「人や先、人や先」と思ってはいませんか?
無常を見つめ、真剣に考えている人でも、「人や先、我や先」ではないでしょうか。
蓮如上人は、「我や先、人や先」とおっしゃっています。
”死”は、「人が先」じゃないんだよ。「我が先」なんだよ。

家族や親しい人が亡くなると、私もやがて死んでいかねばならない時があるのだと、厳粛な気持ちになりますが、それでも、人が先に死んで、そのあとで私が死ぬと思っています。
しかし、その思いは果たして正しいのでしょうか。

もう何年前のことでしょうか。
107人の命を一瞬にして奪った尼崎列車脱線事故。
『毎日新聞』に、一人一人の悲劇が連載されていました。

* * *
運送会社に勤める34歳の女性は、二人の幼い子供を残し、他界した。
事故の前日、新しい自転車を買い、子供を乗せる荷台を取り付けたばかりだったそうです。

プロの照明家だった男性34歳は、大阪狭山市に出勤途中だった。
配線がきれいで作業が早いと、評価されていた仕事はまさにこれから。
家庭でも四ヶ月前に男の子が生まれたばかり。死の間際、彼の目からは、一筋の涙がスーッと流れたといいます。

兵庫県の美容院店長、30代のその男性は、生前、父親に、「近いうちに、独立して自分の店を構えるんだ。父さんと母さんを立派なマンションに住ませてあげるんだ」と語っていたそうです。
* * *

無常の風に誘われた方々の中で、いったい誰が、朝起きた時、これが今生最後の洗顔だと思って泣いたでしょう?私たちと同様、今日死ぬなんて、夢にも思っていなかったのです。
無常の風は、私たちの思いや都合など、一切待ってはくれません。


「”人や先”ではありませんよ。私が先に死んでいかねばならないんですよ。そして、それは今日かも知れない。明日かも知れない。今晩旅立つ後生の覚悟はできてますか?」

蓮如上人は、ここでそう教えておられるのです。


今日はここまでにします。

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テーマ : コレ知ってる?
ジャンル : ライフ

Comment

すごい文章です

読みましたが、かなり感激です。
とても内容が濃すぎます。
何かとためになりましたよ。

自分がいつ死ぬかわからないから、いつ死んでもいいように覚悟しておきなさい。
って感じなのかな?
いずれにしろ、人間の生について、死についてこんなに考えてるのはすごいことだと思います。
ふつうの人は、ここまで踏み込んで考えることはないでしょうからね。

うーん。
死のことを覚悟して生きていく生き方も一つ、全く意識しない生き方もひとつですね。
植物から動物に至るまで、死は意識せず日々を「生きるために」生きてますよね。
人間は知性を持ったことにより、別の生き方をするようになりました。

死を覚悟する、意識しない。その両極端の間に位置するのが私を含めた一般の人々ですね。
「どうせいつか死ぬんだから」と考えながら生きるというのも切ないです。でもおっしゃる通り全く考えないのも問題でしょうねぇ。
じゃあどうすればいいの?
そこら辺をうまく解決できることの一つが信仰なのでしょうね。

私は私でそれなりに自問自答しながら生きています!!

無常の殺鬼

無常は、いつ、どこで、どのように襲って
くるかわかりません。
尼崎列車脱線事故のエピソードを読ませて
頂き、あらためて感じました。
情け容赦なく来ますから、本当に非情だと
思います。
明日は我が身と心得て、進ませて頂きます。

みなさま~♪

コメントありがとうございます。

カスタムさん
感激してくださって、ためになって、よかったです。
ぜひ、続けて読んでくださいね。

noaruuさん
死について真剣に考えるきっかけになれば、と思います。
続けて読んでもらえれば、なぜ仏教は"死"についてやかましく言われるのか、わかってもらえると思います。

potelyさん
人生いろいろ♪ ですからね。
でもそれは「趣味・生き甲斐」であって、「人生の目的」ではないですよ。
動物も死を恐れ、死から必死に逃れようと生きてます。人間も動物も、その点では同じですね。
切なくなるため、暗くなるために死をみつめ、死を考えるわけではなく、死の問題を完全に解決するためです。
お釈迦様は明確に教えておられます。
そう結論をあせらず、少しずつ書いてますから、もう少しお待ちくださいね。

wasedamanさん
同感です。
だからこそ最優先すべき大問題だと知らされます。
急いで急がず、急がずに急がねば!
Secre

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いつも応援有難うございます

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プロフィール

JJSG

Author: JJSG
男 173cm 血 O型
1972年7月29日生
(42歳)

福岡県出身
愛知県一宮市で育つ
シンガポール居住を経て、
(2007.9~2013.3)
現在は、日本在住
(名古屋近郊)
職業: 平凡なEngineer

スポーツ大好き♪
(野球、バドミントン)
カラオケ大好き♪
(演歌最高!)

父は、鹿児島県出身。
母は、福岡県出身。
共に九州、浄土真宗門徒。

私も、仏教、親鸞聖人の教えを、少しずつ学んでいます。

禁煙 2009年1月4日~
半日断食 2009年7月~
(すっかりサボり気味。。。)
体重:
MAX 81.4kg 理想 63kg

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