浄土真宗 朝夕の勤行
2010.12.30
2010年12月30日(木) 68.4kg 20.7% 9,739歩

シンガポールは、カレンダー通り、31日(金)まで普通に仕事です。
正月、年始だけでも日本で過ごしたいのですが、果たして、帰国できるだろうか。。。
非常に厳しい状況。。。 まだチケットもとっていない。。。(><)
=== 今日の一日一訓 ===
人のミスを見て笑ったり、
あざけったりすることなく、
心の通った人間関係を築いていきたい。
( 『思いやりのこころ』 木村耕一著より )
「一日のたしなみは、朝つとめにかかさじと、たしなむべし」
といわれるように、昔から真宗門徒の一日は、朝の勤行から始まります。
私 JJSG のシンガポールでの一日も、朝の勤行ではじまります。
そもそも勤行とは何か。 なぜ、昔から大切にされ、欠かさないのか。
ぜひ知っていただきたいと思います。
よろしければ下の 続きを読む をクリックして、続きを読んで下さいませ。

★★★
『勤行』 (ごんぎょう) とは、朝夕、お仏前で、
親鸞聖人の書かれた 『正信偈』 と、
蓮如上人の書かれた 『御文章』 を拝読することです。

勤行はどれほど、大切なことなのでしょうか。
真宗中興の祖と仰がれる蓮如上人が、
厚く信頼を寄せておられたお弟子 赤尾の道宗 に、
こんなエピソードがあります。
・・・・・・・・・・
道宗は、富山と岐阜の境にある山村、五箇山赤尾の出身でした。
蓮如上人が富山県井波の瑞泉寺にお越しになる時は、
毎朝の勤行に、30数キロの険しい山道を歩いて参詣していた。
蓮如上人が瑞泉寺で年を越されたある年のこと。
道宗は、元日の勤行に間に合うよう、真夜中に赤尾を出る。
が、あまりの大雪で、進退窮まってしまった。
一方、瑞泉寺では、勤行の準備が整っていたが、
蓮如上人は、
「道宗がまだのようだが・・・・・・」
と、気にかけられる。
「いくら道宗殿でも、この雪では・・・・・・」
そばの者が答えると、
「いや道宗のことだ。 必ず来る。 しばらく待つことにしよう」
するとやがて、豪雪の中を転がるようにして道宗がやってくるではないか。
その時、道宗を迎えるように、鐘と太鼓が大音声に打ち鳴らされたという。
「お参りしながら帰命無量のご調声にあえぬのは、
3年のケカチ (飢饉) にあったようなものだ」
” ご法話に参詣していても、勤行に間に合わないのは、
3年続きの飢饉に遭ったような大変な損失だ ”
道宗の常の言葉です。
・・・・・・・・・・
「一日のたしなみは、朝つとめにかかさじと、たしなむべし」
蓮如上人は、こうおっしゃっています。
朝の勤行をしなければ、真宗門徒の一日は始まらないのです。
★★★


シンガポールは、カレンダー通り、31日(金)まで普通に仕事です。
正月、年始だけでも日本で過ごしたいのですが、果たして、帰国できるだろうか。。。
非常に厳しい状況。。。 まだチケットもとっていない。。。(><)
=== 今日の一日一訓 ===
人のミスを見て笑ったり、
あざけったりすることなく、
心の通った人間関係を築いていきたい。
( 『思いやりのこころ』 木村耕一著より )
「一日のたしなみは、朝つとめにかかさじと、たしなむべし」
といわれるように、昔から真宗門徒の一日は、朝の勤行から始まります。
私 JJSG のシンガポールでの一日も、朝の勤行ではじまります。
そもそも勤行とは何か。 なぜ、昔から大切にされ、欠かさないのか。
ぜひ知っていただきたいと思います。
よろしければ下の 続きを読む をクリックして、続きを読んで下さいませ。


★★★
『勤行』 (ごんぎょう) とは、朝夕、お仏前で、
親鸞聖人の書かれた 『正信偈』 と、
蓮如上人の書かれた 『御文章』 を拝読することです。

勤行はどれほど、大切なことなのでしょうか。
真宗中興の祖と仰がれる蓮如上人が、
厚く信頼を寄せておられたお弟子 赤尾の道宗 に、
こんなエピソードがあります。
・・・・・・・・・・
道宗は、富山と岐阜の境にある山村、五箇山赤尾の出身でした。
蓮如上人が富山県井波の瑞泉寺にお越しになる時は、
毎朝の勤行に、30数キロの険しい山道を歩いて参詣していた。
蓮如上人が瑞泉寺で年を越されたある年のこと。
道宗は、元日の勤行に間に合うよう、真夜中に赤尾を出る。
が、あまりの大雪で、進退窮まってしまった。
一方、瑞泉寺では、勤行の準備が整っていたが、
蓮如上人は、
「道宗がまだのようだが・・・・・・」
と、気にかけられる。
「いくら道宗殿でも、この雪では・・・・・・」
そばの者が答えると、
「いや道宗のことだ。 必ず来る。 しばらく待つことにしよう」
するとやがて、豪雪の中を転がるようにして道宗がやってくるではないか。
その時、道宗を迎えるように、鐘と太鼓が大音声に打ち鳴らされたという。
「お参りしながら帰命無量のご調声にあえぬのは、
3年のケカチ (飢饉) にあったようなものだ」
” ご法話に参詣していても、勤行に間に合わないのは、
3年続きの飢饉に遭ったような大変な損失だ ”
道宗の常の言葉です。
・・・・・・・・・・
「一日のたしなみは、朝つとめにかかさじと、たしなむべし」
蓮如上人は、こうおっしゃっています。
朝の勤行をしなければ、真宗門徒の一日は始まらないのです。
★★★


テーマ : 自分らしく生きるために
ジャンル : ライフ
朝晩の勤行
赤尾の道宗のお話、ありがとうございました。
親鸞学徒として、襟を正さずにおれないお話です。
蓮如上人の直筆の御文が現在30通ほど残っている
そうですが、そのうち8通が、道宗の寺にあるそうです。
では、帰国される時は、東海地方でも雪がすごいらしい
ので、呉々も気をつけて下さい。
親鸞学徒として、襟を正さずにおれないお話です。
蓮如上人の直筆の御文が現在30通ほど残っている
そうですが、そのうち8通が、道宗の寺にあるそうです。
では、帰国される時は、東海地方でも雪がすごいらしい
ので、呉々も気をつけて下さい。

チャイナタウンさん Re: 朝晩の勤行
コメントありがとうございます♪
蓮如上人の直筆の御文、ぜひ見てみたいです。
名古屋から富山に行くときは、いつも五箇山を通りますが、
赤尾の道宗の寺には行ったことがないです。
いつも忙しく通り過ぎるだけ。。。(><)
機会があれば、ぜひ寄ってみたいと思います。
今回の正月、一時帰国は断念しました。
残念ですが、次の機会に。
今年一年、お世話になりまして、有難うございました。
来年も、どうぞ、よろしくお願いいたします。
蓮如上人の直筆の御文、ぜひ見てみたいです。
名古屋から富山に行くときは、いつも五箇山を通りますが、
赤尾の道宗の寺には行ったことがないです。
いつも忙しく通り過ぎるだけ。。。(><)
機会があれば、ぜひ寄ってみたいと思います。
今回の正月、一時帰国は断念しました。
残念ですが、次の機会に。
今年一年、お世話になりまして、有難うございました。
来年も、どうぞ、よろしくお願いいたします。
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