「死ぬまで求道こそ、素晴らしい」 が常識
2011.01.13
2011年1月13日(木) 70.6kg 19.5%

無事、シンガポールに帰還しました。
体重、やっぱり3kg太ってる。。。(><)
ドイツ出張直前は、67.6kgだったのに。。。また、コツコツと減らしていくかな。
=== 今日の一日一訓 ===
一切のことは、
急いで急がず、急がずに急ぐ
ことが大切である。
目的が一大事であればあるほど、
素晴らしければ素晴らしいほど、
脚下を凝視し、大地を踏みしめてゆく心がけが、
大事業を速く達成する秘訣なのである。
『正信偈』 親鸞聖人のみ教えを学んでいます。
「平生ただ今、人生の目的が完成する。
だから早く達成せよ」
と叫び続けていかれたのが親鸞聖人です。
しかし、「死ぬまで求道こそ、素晴しい」 というのが常識です。
よろしければ下の 続きを読む をクリックして、続きを読んで下さいませ。
★★★

★★★
以前、NHK番組 『プロフェッショナル 仕事の流儀』 で、
「イチロー」 が特集されていました。
3歳のころに観戦した地元チームの試合で、
「かっこいいーっ」 と魅せられた時から、
野球以外の人生は考えられなかったといいます。
2001年、メジャーリーグに移籍したイチローの卓越したバッティングは、
評価の厳しいアメリカにおいても絶賛されます。
中でも2004年、年間最多安打記録を5本上回る262安打を放ち、
84年ぶりの記録更新。
2007年は、7年連続出場のオールスターゲームで、
史上初のランニングホームランを含む3安打でMVPを獲得。
番組はしかし、華々しい成績の裏で激しい重圧と必死に闘うイチローを追います。
司会者が、
「歴史に残る偉業を達成しながら、なぜなおも先を追及するんですか」
と問うと、こう答えています。
「達成感がないんですよ、ほとんど」
「えっ!? ない?」
と驚き、
「じゃあ一体、その先に何を見ているんですか」
と聞き返すと、
「分かんない。 見えないからできるんですよ」
「じゃあ、ずーっと走って、探っていく正面に、何か光る星があるんですか」
「イメージはしてますけど、真っ暗です。
でも、もがいて苦しんでいると、光が見えてくると、僕は信じています」
昨シーズンは、具体的な技術ではない何かをつかんだという。
「ようやくスタートが切れたなっていう感じ」
「ずいぶんな遠回りでしたけど、
(野球を楽しめる) 入り口に来た感じはあります」
現状に満足せず、どこまでも高みを目指すプロ魂は、
自己と格闘し、乗り越えていく果てしなき闘いでもあるのです。
学問の世界も同様。
先の司会者の一人、脳科学者の茂木健一郎氏は、
自著の中でこう語ります。
「数学の歴史を振り返ってみても、 『ここでもう終わり』
と思う度に、次々と新しいアイデアが誕生してきた。
(中略)
23世紀くらいの数学者から見ると、人類の現在の数学的水準は、
『まだまだだったな』 という風に回顧されるに違いない」
「人間の欲望には限りがない。 白川静さんのように、
百歳に近付いてもなお学問的情熱を失わなかった学者がいるのは、
学問というものが、まさに短い人の一生ではとても汲み尽せない
『終わりなき旅』 だからである」
およそ人間の営みには、完成がありません。
死ぬまで求め続ける 「終わりなき旅」。
これが常識であり、「死ぬまで求道こそ素晴らしいのだ」 と誰もが礼賛します。
ところが親鸞聖人は、
真の 「人生の目的」 には 「完成した」 ということがあるんだ、
仏教には卒業があるのだ、 「死ぬまで求道」 ではないのだよと、
生涯、徹底していかれたのですから、
「そんな馬鹿な」 「とても信じられない」
と疑謗の嵐が巻き起こったのも当然でしょう。
親鸞聖人は生涯、非難攻撃を受けられた方ですが、
中でも猛反感を招いた大きなものが、この 「平生業成」 の教えでした。
長くなるので、続きはまた明日。
★★★


無事、シンガポールに帰還しました。
体重、やっぱり3kg太ってる。。。(><)
ドイツ出張直前は、67.6kgだったのに。。。また、コツコツと減らしていくかな。
=== 今日の一日一訓 ===
一切のことは、
急いで急がず、急がずに急ぐ
ことが大切である。
目的が一大事であればあるほど、
素晴らしければ素晴らしいほど、
脚下を凝視し、大地を踏みしめてゆく心がけが、
大事業を速く達成する秘訣なのである。
『正信偈』 親鸞聖人のみ教えを学んでいます。
「平生ただ今、人生の目的が完成する。
だから早く達成せよ」
と叫び続けていかれたのが親鸞聖人です。
しかし、「死ぬまで求道こそ、素晴しい」 というのが常識です。
よろしければ下の 続きを読む をクリックして、続きを読んで下さいませ。
★★★


★★★
以前、NHK番組 『プロフェッショナル 仕事の流儀』 で、
「イチロー」 が特集されていました。
3歳のころに観戦した地元チームの試合で、
「かっこいいーっ」 と魅せられた時から、
野球以外の人生は考えられなかったといいます。
2001年、メジャーリーグに移籍したイチローの卓越したバッティングは、
評価の厳しいアメリカにおいても絶賛されます。
中でも2004年、年間最多安打記録を5本上回る262安打を放ち、
84年ぶりの記録更新。
2007年は、7年連続出場のオールスターゲームで、
史上初のランニングホームランを含む3安打でMVPを獲得。
番組はしかし、華々しい成績の裏で激しい重圧と必死に闘うイチローを追います。
司会者が、
「歴史に残る偉業を達成しながら、なぜなおも先を追及するんですか」
と問うと、こう答えています。
「達成感がないんですよ、ほとんど」
「えっ!? ない?」
と驚き、
「じゃあ一体、その先に何を見ているんですか」
と聞き返すと、
「分かんない。 見えないからできるんですよ」
「じゃあ、ずーっと走って、探っていく正面に、何か光る星があるんですか」
「イメージはしてますけど、真っ暗です。
でも、もがいて苦しんでいると、光が見えてくると、僕は信じています」
昨シーズンは、具体的な技術ではない何かをつかんだという。
「ようやくスタートが切れたなっていう感じ」
「ずいぶんな遠回りでしたけど、
(野球を楽しめる) 入り口に来た感じはあります」
現状に満足せず、どこまでも高みを目指すプロ魂は、
自己と格闘し、乗り越えていく果てしなき闘いでもあるのです。
学問の世界も同様。
先の司会者の一人、脳科学者の茂木健一郎氏は、
自著の中でこう語ります。
「数学の歴史を振り返ってみても、 『ここでもう終わり』
と思う度に、次々と新しいアイデアが誕生してきた。
(中略)
23世紀くらいの数学者から見ると、人類の現在の数学的水準は、
『まだまだだったな』 という風に回顧されるに違いない」
「人間の欲望には限りがない。 白川静さんのように、
百歳に近付いてもなお学問的情熱を失わなかった学者がいるのは、
学問というものが、まさに短い人の一生ではとても汲み尽せない
『終わりなき旅』 だからである」
およそ人間の営みには、完成がありません。
死ぬまで求め続ける 「終わりなき旅」。
これが常識であり、「死ぬまで求道こそ素晴らしいのだ」 と誰もが礼賛します。
ところが親鸞聖人は、
真の 「人生の目的」 には 「完成した」 ということがあるんだ、
仏教には卒業があるのだ、 「死ぬまで求道」 ではないのだよと、
生涯、徹底していかれたのですから、
「そんな馬鹿な」 「とても信じられない」
と疑謗の嵐が巻き起こったのも当然でしょう。
親鸞聖人は生涯、非難攻撃を受けられた方ですが、
中でも猛反感を招いた大きなものが、この 「平生業成」 の教えでした。
長くなるので、続きはまた明日。
★★★


テーマ : 自分らしく生きるために
ジャンル : ライフ
おかえりなさい
ドイツから無事、お帰りで、よかったです。
4日に日本から戻ったとのコメントを、今さっきみつけました。
帰国しておられたのですね!
4日に日本から戻ったとのコメントを、今さっきみつけました。
帰国しておられたのですね!
チャイナタウンさん Re: おかえりなさい
コメントありがとうございます♪
長時間のフライトと、長時間の時差のある横方向の移動は、
非常に辛いことが、2回目ながら、あらためて実感でした。
飛行機が非常に揺れて怖い思いをしましたが、
無事に到着できて、ホッとしました。
1日の朝着、4日の朝発で、実家に里帰りしていました。
日本に居ながら、3日の初聞法のご縁に遇えなかったことが、残念でなりませんでした。
”雨風雪はものの数かは”
と常に教えていただきながら、その雪と足のことが心配で、断念してしまったのです。
すぐに消えちゃう、ちっちゃな聞法心で困ったものです。
2011年、残念なスタートとなってしまいました。
今年に入って、まだ一度も聞法のご縁にあっておりません。
無常は全く待ってくれませんが、仕切り直しです。
長時間のフライトと、長時間の時差のある横方向の移動は、
非常に辛いことが、2回目ながら、あらためて実感でした。
飛行機が非常に揺れて怖い思いをしましたが、
無事に到着できて、ホッとしました。
1日の朝着、4日の朝発で、実家に里帰りしていました。
日本に居ながら、3日の初聞法のご縁に遇えなかったことが、残念でなりませんでした。
”雨風雪はものの数かは”
と常に教えていただきながら、その雪と足のことが心配で、断念してしまったのです。
すぐに消えちゃう、ちっちゃな聞法心で困ったものです。
2011年、残念なスタートとなってしまいました。
今年に入って、まだ一度も聞法のご縁にあっておりません。
無常は全く待ってくれませんが、仕切り直しです。
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