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中国故事に学ぶ 「刎頸の交わり」

2011年2月5日(土)    71.0kg  19.2%  

ミュンヘンの朝

ドイツから無事、シンガポールに戻ってきました。
体重、やっぱり増えてる。。。(><) (笑)
健康のため、ぼちぼち減らしていきます。

=== 今日の一日一訓 ===


 「刎頸の交わり」 が示す
  和する心の大切さ


 人間関係は難しい。
 同じ職場や仲間でも、誰かが評価されると、それをねたんだり、
 不平、不満をもらしたりする人が出てくる。

 これは、いつの時代でも、どこの国でも変わらないことらしい。

 どうすれば、うまくいくのだろうか。
 そのヒントが、中国の故事 「刎頸の交わり」 (ふんけい の まじわり)
 に示されている。




『正信偈』 親鸞聖人のみ教えを学んでいます。


が、
今日は上の一日一訓に取り上げた中国の故事

  「刎頸の交わり」
  に学びたいと思います。

よろしければ下の 続きを読む をクリックして、続きを読んで下さいませ。

★★★

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★★★

今から約2300年前、中国は、

秦 (しん)、 斉 (せい)、 燕 (えん)、 
趙 (ちょう)、 楚 (そ)、 魏 (ぎ)、 韓 (かん)

の七カ国が 鎬 (しのぎ) を削る戦国時代であった。

中でも秦が最も強く、次第に他の六国を制服していくのである。

趙は、たびたび秦の圧迫を受けていたが、二人の重臣、

  廉頗 (れんぱ)  と  藺相如 (りんしょうじょ)

が健在なうちは、決して屈することはなかった。

廉頗は大将軍として、強力な軍隊を率いていた。
古参の幹部である。

藺相如は、外交官として抜擢され、スピード出世した政治家である。


ところが、この二人の間に波風が立つ事態が起きた。

国王が、藺相如の働きを高く評価し、思いっ切り昇進させたのである。
しかも、一躍、廉頗を飛び越える地位へ。

廉頗は、おもしろくない。

 「わしは将軍として、永年、命を懸けて戦い、今日の地位を築いたのだ。
  それなのに、あいつは、舌を動かすだけで、わしより上の地位に就いた。
  こんなバカなことがあっていいのか。
  今度、会ったら、必ず恥をかかせてやる」


藺相如は、このウワサを聞くと、意外な行動に出た。
廉頗を避け、顔を合わせないようにしたのである。

廉頗と同席する会議は、 「病気だから」 と言って休む。
道で、向こうから廉頗の車が来ると、急いで自分の車を脇道へ入れて隠れる。
逃げ回る姿は徹底していた。


本人は平気でも、家来たちは、もう辛抱しきれなくなっていた。

 「あなたが廉頗将軍を恐れ、逃げ隠れする姿は異常なくらいです。
  そんなことは、一般市民でも、恥ずかしくてできません。
  まして国家の大臣ともあろう方なら、なおさらでしょう。
  私どもは愚か者ゆえ理解できません。
  どうぞ、お暇を頂きとうございます」

皆そろって、

 「ふがいない主人に仕えるのは嫌だから、辞めさせてくれ」

と言ってきたのだ。


藺相如は、強く引き留めた。

 「わしは廉頗将軍を恐れているのではない。
  わが国の滅亡を恐れるのだ。

  考えてみよ。
  なぜ、あの強大な秦が、この弱小の趙を攻撃してこないのか。
  それは、廉頗将軍とわしの二人の存在を恐れているからだ。

  今、我ら二人が争えば、どちらかが死なずば収まらないだろう。
  それは外敵が最も喜ぶことである。

  恥を忍んで逃げ隠れするのは、全体の利益を優先し、
  私個人の意地や我慢を後にしているからだ



この言葉を伝え聞いた廉頗は、愕然とした。

 「ああ、おれは目的を見失っていた。
  愚かな感情に振り回されて、国を滅ぼすところであった。

  何たるふがいない行為。
  彼に、どう詫びればよいか」

さすがは廉頗も立派な人物である。
すぐに藺相如の屋敷へ謝罪に向かった。

しかも、まるで罪人のように、上半身裸になって、
荊 (いばら) のムチを背負っていたという。

 「このムチで、私を打ってください。
  あなたに与えた屈辱を思えば、これでも足りません・・・・・・」


形だけではない。
廉頗の心は、藺相如にハッキリと伝わってきた。

 「許すも、許さないもありません。
  私たちの目的は一つなのです。
  ともに力を合わせていきましょう」


こうして二人は、心の底から打ち解け合い、

 「お互いのためならば、
  頸 (首) を刎ねられても後悔しない」


と誓いを立てたのであった。

ここから、 「友人のためなら、命を捨ててもかまわない」
と言えるほど深い友情で結ばれることを、

 「刎頸の交わり」  とか  「刎頸の友」

と呼ぶようになったのである。

相手を殺しかねないほど仲が悪かった二人を、
刎頸の友に変身させたのは、何であったか。

それは、 「共通の目的」 の確認であった。

国なら国民の安心安全、会社なら事業の達成、家庭なら家族の幸せ・・・・・・、
それぞれに、構成メンバー共通の目的があるはずである。

目的を忘れ、それぞれが自分の考えや都合のみを優先すると、
必ず衝突が起きる。

何が大切か、大局を見る心の広さが、
相手への思いやりを育むのではないだろうか。


★★★

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テーマ : 生き方
ジャンル : ライフ

Comment

ドイツからお帰りなさい

お帰りなさい!

ドイツの旅、ご苦労様でした。

奥さんと水入らずで、よかったです!

いつもだと思いますが。笑)

私の方は、31日から昨日まで、北海道に行ってきました。

札幌市内はそうでもなかったですが、岩見沢周辺は大変

でした。

3月20日過ぎから、4、5日、またシンガポール、マレーシアに

行くことになります。

また、よろしくお願いします。

チャイナタウンさん Re: ドイツからお帰りなさい

コメントありがとうございます♪

ドイツ出張と旧正月がつながったので、
ついでに妻も連れ出して、ちょっとしたドイツの旅に行ってきました。

一人旅が気楽で好きなのですが、妻が一緒なのも、
それはそれで楽しかったです。(笑)

北海道も場所によってはマイナス10℃前後のようで、
ドイツと同じくらい寒そうですね。

3月20日過ぎに来られるのをお待ちしております。
Secre

ポチっと応援感謝♪

いつも応援有難うございます

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プロフィール

JJSG

Author: JJSG
男 173cm 血 O型
1972年7月29日生
(42歳)

福岡県出身
愛知県一宮市で育つ
シンガポール居住を経て、
(2007.9~2013.3)
現在は、日本在住
(名古屋近郊)
職業: 平凡なEngineer

スポーツ大好き♪
(野球、バドミントン)
カラオケ大好き♪
(演歌最高!)

父は、鹿児島県出身。
母は、福岡県出身。
共に九州、浄土真宗門徒。

私も、仏教、親鸞聖人の教えを、少しずつ学んでいます。

禁煙 2009年1月4日~
半日断食 2009年7月~
(すっかりサボり気味。。。)
体重:
MAX 81.4kg 理想 63kg

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